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ある愛の詩

 投稿者:白野弁寿  投稿日:2018年 3月21日(水)16時37分59秒
返信・引用
   先日スペインQUARTETからリリースされたフィルム・スコアを含む28曲入りCDを入手、ざっとですが検証できましたので、報告します。

MUSIC FROM THE MOTION PICTURE / LOVE STORY / CD SP QUARTET QR 313 (2018)
The Original Album
1. Theme from Love Story
2. Snow Frolic
3. MOZART: Sonata In F Major (Allegro)
4. I Love You, Phil
5. The Christmas Trees
6. Search for Jenny (Theme From Love Story)
7. Bozo Barrett (Theme From Love Story)
8. Skating in Central Park
9. The Long Walk Home
10. J.S.BACH: Concerto No.3 in D Major (Allegro)
11. Theme from Love Story (Finale)
12. Snow Frolic (single version)
The Film Score
13. Theme from Love Story
14. I Love You, Phil
15. MOZART: Sonata In F Major (Allegro)
16. Lovemaking
17. Snow Frolic
18. J.S.BACH: Concerto No.3 in D Major (Allegro)
19. Bozo Barrett
20. Search for Jenny
21. The Christmas Trees
22. The Long Walk Home Part 1
23. The Long Walk Home Part 2
24. Skating in Central Park
25. The Long Walk Home Part 3
26. Finale
Bonus Tracks
27. Snow Frolic (Alternate Mix)
28. Theme from Love Story (Guitar Version)

Music Composed and Produced by Francis Lai
Music Conducted by Henri Leonard
Piano: Georges Pludermacher
Original Album Produced by Tom Mack for Paramount Records

 最初の12曲はオリジナルLP(米パラマウント PAS6002 ほか各国盤再発盤多数)に収録された11曲と、シングル盤(米パラマウント PAA0086、日ビクターJET2081)のみリリースされた“雪の中の戯れ”のシングル・ヴァージョン。
 13~26は“フィルム・スコア”で、実際に映画で使用された順に収録されている。この“フィルム・スコア”の中で特に注目したいのは20と21の2曲。20はけんかして家出したジェニーをオリヴァーが探し回る場面の曲で、音楽科のキャンパス内で練習中の曲も編集されている。21は曲名が示すとおり、学生結婚してロー・スクールに通うオリヴァーがクリスマス・ツリーを売る場面の音楽。LPにはレイのオリジナル曲が収録されていたが、映画の中では、“聖夜” “ジングルベル” “もろびとこぞりて”など既成のクリスマス・ソングがアレンジされていた。米国と日本でのみリリースされていたセリフ入りダイジェスト盤2枚組LP(米パラマウント PAS7000 / 日SJET 8334/5)の中でもレイのオリジナル曲が収録されていたので、これは今回初収録となる。
 もうひとつ注目したいのが22、23、25の3曲。これらはいずれもジェニーの不治の病を通告されたオリヴァーのショックを表現したもので“家路はるか”と名付けられている。この中でオリジナルLPの9に相当するのは22で、雑踏や自動車のクラクションが収録されている。CDライナーによれば、このクラクション・サウンドはレイの前任者ジミー・ウェッブの発案によるものだという。ウェッブは自動車のクラクションを録音し、それをオシレーター(発振器)を通して速度を変えるなどの処理が施され、“クラクション・オルガン”と称していたようだ。皮肉なことに、このような実験音楽がパラマウント上層部の意にそぐわず、レイに交代される一因となったという。
 実際に映画で使用された“フィルム・スコア”の中で、唯一収録されなかったのは、教会でジェニーが子供たちの聖歌隊に教えている讃美歌「Lo! A Fair Rose Is Blooming エサイの根より」くらい。これは映画のエンドタイトルにクレジットされていた。
 ボーナス・トラックが2曲。27は“雪の中の戯れ”のシングル・ヴァージョンの別テイク。12とは後半部のトランペットが抑えられている。
 28はメインテーマのギター・ヴァージョン。既発売の中では1.の中間部に近い演奏となっている。

 フィルム・スコア以外で残念だったのは、主題曲のシングル・ヴァージョンが未収録だったこと。これはもう1枚の米盤シングル(PAA 0064)に収録されたLP未収録の別テイク。カップリングは8. Skating in the Central Parkのショート・ヴァージョンであった。
 ところで、もうひとつ気になっているのがCDライナーの最後のページのクレジット。4行目に
Music Conducted by Henri Leonard
とある。
このHenri Leonard という人物について詳細は不明なのだが、CDライナーにもクレジット以外に記載がない。
『ある愛の詩』は世界的大ヒットとなったため、全曲カヴァーLPも数種類確認されている。その中の1枚、仏Musidisc盤(CV 1155)の指揮者がHenri Leonardなのである。このMusidisc盤はサントラLPの11曲を比較的忠実にカバーしたものだが、今回久しぶりに引っ張り出して確認したが、少なくともCD収録曲との一致は全くなかった。

 なお、ついでにセリフ入りダイジェスト盤2枚組LPもあらためて聴き比べてみたが、大きな収穫はなかった。しいて挙げれば、“雪の中の戯れ”のシングル・ヴァージョンが使用されていたこと、いわゆる“フィルム・スコア”ではなく、音楽のみのテイクを使用してかなり編集した(本当に)ダイジェスト盤であることが確認できたこと くらいか。

画像は全曲カバーの仏Musidisc盤LP(表と裏) と その中から4曲セレクトされたEP
 
 

ユニヴァーサル3作品集 その3

 投稿者:白野弁寿  投稿日:2018年 3月11日(日)17時12分3秒
返信・引用
  最後に BERLIN AFFAIR について

 エリオット・ウエストの原作をデヴィッド・ローエル=リッチが監督したサスペンス・スリラー。主演はダーレン・マクギャヴィンで、クロード・ドーファンやパスカル・プチが共演。ユニヴァーサルの製作でロケーションは西独で撮影されたテレフィーチュア。米国では1970年11月2日NBC系で放映されたが日本では未放映。
 2018年、仏MUSIC BOXからリリースされた2枚組CD“FRANCIS LAI AT UNIVERSAL PICTURES”のCD2に23曲が初収録された。

1. Berlin Affair (Main Titles)
2. Steinplatz
3. Paul and Pete / Information Center
4. Pete Left for Dead / Klaus
5. Blonde
6. Wendi and Pete / Wendi Meets Paul
7. Jet Flight
8. Berlin / Albert and Camera
9. Phone Call
10. Everything / To Catch a Friend
11. Pursuing Pete
12. Pete in Gallery
13. Wendi
14. Galt Handcuffed
15. Wendi Takes Money
16. Languin
17. Pete Loves Wendi
18. Antique Store / Taped Wristwatch
19. Showdown
20. Wendi’s Death
21. Joe Taunts Pete
22. Bugged Telephone / Berlin affair (End Titles)
23. Berlin Affair (Main Titles) (Alternate)

1-23: Orchestrated and Conducted by Christian Gaubert
Recorded at Davout Studios (Paris, France)
Music Supervision: Stanley Wilson

 残念ながら映像資料を入手できていないので、ここではCDライナーも参考にしながら、収録曲について検証してみたい。
 いくつかの例外を除いて、メインタイトルテーマとその変奏(1,8,12,23)、パスカル・プチ演ずるウェンディのテーマ(2,6,16,17,21,22)、および、サスペンス・テーマと変奏(3,4,9,10,14,15,18,19,20,)を中心に構成されている。
 メインタイトル1.と、別テイク23.は、イントロ部分と、中間部のアレンジが異なっている。なお、このメインタイトルのモチーフは、4,11,17,20,21,22などでも断片的に聴かれる。
 ウェンディのテーマは、CDライナーにもあるように、まったく異なる2つのメロディで構成されており、主にギターで演奏されるAメロと、主にチェンバロで演奏されるBメロが交互に現れる形になっており、典型的なのは2.と6.である。またこのうちBメロは、上記以外にも9,12,18などでも聴こえてくる。
 サスペンス・テーマは、レイ作品には珍しく、パーカッションあるいはリズムセクションを多用し、またそれ以外の楽器も打楽器的な演奏が取り入れられている。後述する11.もこのサスペンス・テーマがベースとなっている。

 5.は女声ヴォーカリーズをフィーチュアしたポップ・ナンバーで、CDライナーによれば劇中では殆ど使用されておらず、レコード用に録音されたものではないかと推測されている。
 7.は曲名からすると空港のシーンなどにでも使用されたのだろうか、軽快なソース音楽である。
 11.は、CDライナーにも記されているように、西部劇のゴーストタウンを想起させるモリコーネ・タッチの曲。サスペンス・テーマを基調とするがアレンジはまったくのモリコーネ・スタイルになっている。
 13.は、曲名こそ Wendi となっているが上述のウェンディのテーマとは異なるもので、ギターが奏でる哀愁のメロディー。CDライナーによれば、ウェンディが故障したプレイヤーでレコードをかける場面で流れるソース音楽で、そのため若干音程を外した効果が使われているという。

 これまで聴いた限りでは、いずれの曲も、少なくとも筆者は初耳の曲ばかりで、この作品以前に作曲された作品の使い回し、あるいは再使用はなく、またこの作品以降にヴォーカル作品への転用などもないように思える。
 もし本作の映像資料について情報をお持ちの方は、ぜひぜひご教示いただければ幸いです。

さ~て、次は「ある愛の詩」ですな・・・
 

ユニヴァーサル3作品集 その2

 投稿者:白野弁寿  投稿日:2018年 3月 4日(日)19時51分32秒
返信・引用
  続いて『非情の切り札』について

HOUSE OF CARDS 非情の切り札
 ジョン・ギラーミン監督がジョージ・ペパード主演で撮ったハードボイルド・アクション。共演はインガー・スティーヴンス、オーソン・ウェルズ。ドイツ公開は1968年9月20日、日本公開は1969年3月11日。

14. House of Cards (Emblem and Prologue)
15. Chateau de Cartes
16. Scene on the Seine / Danger and Death
17. The Villa
18. The Arsenal / Over the Roof
19. The Human Concert
20. Ballroom Source
21. Reno Arrives
22. Chateau de Cartes (Instrumental)
23. Restricted / Fruitful Flight
24. Trip to Rome
25. Forced Finale
26. Flame Game
27. Meeting Day
28. Chateau de Cartes (Alternate)
29. Chateau de Cartes (End Credits)

14-29: Orchestrated and Conducted by Christian Gaubert
Recorded at Davout Studios (Paris, France)
Music Supervision: Joseph Gershenson
Track 29 Chateau de Cartes Lyrics by Pierre Barouh ? Music by Francis Lai

 CDには16曲が収録されており、主題歌29とその変奏(15,17,19,22,24,28)、陰謀のテーマ14とその変奏(16の一部,21,23,26,27)を中心に構成されている。
 この作品も『濡れてる牝猫』同様、収録曲順は時系列ではなく、アナログ・スタイルで再構成されている。
 スペインでデジタルリマスターされた正規版DVD(8249124)がリリースされている。このDVDと、1982年に二ヵ国語で放映されたTVKの録画をレファレンスとして検証した。
14はユニヴァーサルのスタジオロゴ~セーヌ河から死体が引き上げられるオープニングに流れる“陰謀のテーマ”。また映画の中盤(43分過ぎ)にも断片的に流れている。
15、22、28はいずれも主題歌のインストヴァージョンだが、映画ではこれらの演奏は使用されていない。15は女声ヴォーカリーズをフィーチュアされている。
16は電気アコーディオンをフィーチュアしたミュゼット風のワルツ曲“セーヌのシーン”と劇中ブリッジ音楽あるいは断片的に流れるサスペンスフルな短い曲を集めた“危機と死”から構成されている。“セーヌのシーン”はパリの街を彷徨い歩くレノをアンヌの乗る車が拾い、ポールの家庭教師として雇われるシーンで流れる曲だが、映画の中では、電気アコーディオンではなく、おもちゃ風のピアノによるヴァージョンが使用されている。このフィルム・ヴァージョンはCDには収録されていない。“危機と死”はレノが襲撃されてパリの街中を逃げるシーンが印象的だが、曲の中間部(2分40秒くらい)のブリッジ音楽は21のイントロ部分と合わせて、最初ポールを連れてレノがド・ヴィエモン邸を訪ねるシーンで聴かれる。またディジョンの別荘でレノがボジェール夫人を助けるシーンでも同じパターンで使用されている。
17はハープ・ソロのイントロから始まる主題歌のインストヴァージョンのひとつ。レノとアンヌがポールの行方を追ってヴィラ・フラスカッティに向かう場面に流れた。
18はミステリアスなパーカッション曲“兵器庫”と、レノが幽閉されたディジョンの別荘から屋根伝いに逃亡を図るシーンに流れる“屋根を越えて”の2曲から構成されている。前半部分は、最初映画の前半ド・ヴィエモン邸でアルジェリア時代に一族が所有していたブドウ農園の映画が映写されるのシーンと、さらに映画の中盤レノがド・ヴィエモン邸の地下にある秘密の兵器庫を見つけるシーンで流れている。
19は電気アコーディオンが奏でる主題歌のヴァリエーション。ローマ行の夜行列車のシーンで流れる。
20は“舞踏会のソース音楽”と名付けらたピアノと弦楽のコンチェルトだが、映画では使用されなかったようだ。最もそれらしきド・ヴィエモン邸の夜会シーンでは、CD未収録の曲が流れている。
21はストリングスのイントロに続いて女声ヴォーカリーズをフィーチュアした“陰謀のテーマ”で構成される。イントロ部分のみ、前述のように16の一部と共に使用されている。
23は“陰謀のテーマ”のフーガ風変奏。映画の中盤、ルイ殺しの嫌疑をかけられたレノの逃亡シーンに使用されていた。
24は主題歌のオーケストラヴァージョン。映画の後半、曲名通りレノとアンヌがローマへ向かう場面で使用されている。
25は曲名が示す通り、ローマのコロッセアムで展開されるラストシーンの音楽。
26も曲名通り、レノとアンヌが捕われたディジョンの別荘から火事騒ぎに乗じて逃亡するシーンの音楽。
27は“陰謀のテーマ”のストリングス・アレンジ。レノとアンヌがローマに到着し、レノがひとりコロッセアムに向かうシーンの音楽。
29メイン&エンドのタイトルバックに流れる女性ソロボーカルによるフランス語主題歌。作詞はピエール・バルーだが、歌手名のクレジットはない。

CDに収録されていない主な音楽としては、
①スタジオロゴ/オープニングの“陰謀のテーマ”からメインタイトルバックの主題歌へのブリッジ音楽
②おもちゃ風のピアノによるヴァージョンのワルツ曲“セーヌのシーン”
③レノがポールに公園でキャッチボールを教えるシーンの短い曲
④ド・ヴィエモン邸の夜会シーンに流れる主題歌のインスト(ピアノと弦楽)
など

 アナログ時代の唯一のレコードはウエイン・キング楽団によるカヴァー演奏(編曲ウェイン・ロビンソンWayne Robinson)で、“DREAM A LITTLE DREAM OF ME”というアルバム(米Decca DL 75070)に収録されていた。

画像はウエイン・キング楽団によるカヴァー演奏を含むアルバム と スペイン版DVD
 

ユニヴァーサル3作品集 その1

 投稿者:白野弁寿  投稿日:2018年 3月 4日(日)19時37分42秒
返信・引用
  仏Music Boxのユニヴァーサル3作品集2枚組入手しました。
まずはCD1『濡れてる牝猫』から。

THREE INTO TWO WON’T GO 濡れてる牝猫
 アンドレア・ニューマンの小説「3が2にはなるまい」をピーター・ホール監督が映画化した艶笑コメディ。主演はロッド・スタイガー、ジュディ・ギースン、クレア・ブルーム。日本公開は1971年10月16日。

 CDには13曲が収録されている。
1. Three into Two Won’t Go (Main Titles)
2. Eyes
3. Leaving
4. You Married Young
5. Ready
6. Cinema
7. Steve’s Return / In the Garden
8. Adoption / Five Pound Note
9. First Time Home
10. Alone
11. Dinner
12. Arrival / Afterwards
13. End Titles

1-13: Orchestrated and Conducted by Christian Gaubert
Recorded at Anvil Film & Recordig Group LTD (England)

 タイトルバックに流れる主題曲(1)とそのヴァリエーション(6,8の後半,9,12)、および主人公の妻フランセス(クレア・ブルーム)のモチーフ(2,3,5,7,8の前半,13)を中心に構成されている。10.はこれら2つの主題が交互に現れる。また、ラウンジ・スタイルの4.とボサノバ曲11.はソース音楽として使用されている。
 CDライナーに記されているように、収録曲順は時系列ではなく、アナログLPアルバムのスタイルで再構成されている。ここでは、映画の登場順に検証してみたい。残念ながら正規版ビデオ(少なくとも正規版DVD)はリリースされていないので、ここでは欧米で出回っているブートDVDを参照して検証してみました。
 まずは映画の冒頭、ユニバーサル映画のロゴ・マーク~ヒッチハイク娘エラ・パターソン(ジュディ・ギースン)を車に乗せるメインタイトルバックに1.が流れる。これはプレスコアリングのようで、実際の映画ではロッド・スタイガーの口笛なども収録されているが、CDではオーケストラのみ。続いてレストランの場面で2.、ロッド・スタイガー演じる主人公のセールスマン、スティーヴ・ハワードが定宿にチェックインするまでに12.の前半が流れる。エラがシャワーを浴びる間に5.が、ベッドを共にした後に12.の後半が流れる。その後酒場のシーンではボサノバ調の11.が使われている。
 ホテルをチェックアウトし、妻フランセスの待つマンチェスターの自宅への帰路に3.が、帰宅後、夫婦が抱擁する場面で9.が流れる。夫婦が仲たがいする場面で8.の前半が流れる。定宿でメイドとして働くエラを訪ね再び一夜を共にした後そっと出ていくシーンでは8.の後半部分が流れる。スティーヴの留守中にエラが訪ねてくるシーンで、モーツァルトの“イドメネオ”から行進曲が使われているが、CDには収録されておらず、演奏者等も不明。
 訪ねてきたエラをフランセスが迎え入れる場面にはラウンジ曲4.がBGMとして流れている。そこにスティーヴが戻ってきて7.の一部が断片的に流れる。その後、庭の手入れをする場面で再び7.が流れる。老人ホームの母を訪ねフランセスが留守中のエラとスティーヴの会話の背景に10.が流れる。ここでは2つの主要テーマが交互に現れる。
 いなくなったエラを探しにスティーヴが町中を車を走らせる場面に6.が流れるが、途中の映画館にアニエス・ヴァルダの『幸福』のポスターが貼られていた。
 ひとり残されたエラが点けたTVから男声コーラスのポップ・ミュージックが流れているのだが、歌っているグループ名や曲名はわからない。

 これまでサントラ音源はリリースされたことがなく、唯一の録音はルネ・クレール楽団によるカヴァー演奏 Three into Two Won't Go (ルネ・クレール楽団)のみであった。
「拾った週末」の曲名で、1971年キング・ユナイトからリリースされたコンピレーションLP“泉の詩/ラ・フォンテーヌ”フランシス・レイの華麗なる世界La Fontaine Beautiful World of Francis Lai(GP 44)に収録された。

画像はカヴァー演奏を収録したコンピ盤と、参照したDVD
 

LE PETIT POUCET 親指太郎

 投稿者:白野弁寿  投稿日:2018年 2月24日(土)20時38分0秒
返信・引用
  LE PETIT POUCET 親指太郎 入手できました。
未確認部分もありますが、現状報告です。
LP(仏DISQUE23 TT015など)は11曲入りですが、MP3は14曲ですね。14曲中11曲はLPと同内容だと思います。若干表示されている収録時間に相違があるようですが、誤差だと思います。
MP3のLP未収録ヴァージョンは次の3曲
8. Generique de fin (Version alternative)
9. L'Ogre (Version2)
12. L'Enfance
このうち、9.と12.は正真正銘初音盤化。
8. は、単独では今回初収録ですが、実は以前作品集(FGL PL1204254)などに収録されていた「Ouverture et final」という曲の後半部分(Finalに相当)と同じでした。
今回この「Ouverture et final」と比較して判明したことは、この曲がLP収録の3曲目(つまりMP3 の3曲目でもありますが)の中間部が1分弱カットされたものと、LP未収録だった(MP3 の8曲目の)Generique de fin の別ヴァージョンを編集したものだったのですね。
ちなみに、LP収録ヴァージョン(LPの11曲目)と 別ヴァージョンの違いは、曲の後半のヴォーカリーズが、女性ソロ(LP)か、混声コーラス(MP3)かの違い。

残念ながら、フランシス・レイ自身のヴォーカル・ヴァージョン(実際の映画のタイトルバックに流されたもの。ワーナーの4枚組にDVD起こしで収録したもの)は収録されていませんでしたね。

因みに、イタリアではCAMからイタリア語の主題歌2曲を収録したシングル(AMP124)がリリースされていましたが、いずれも「VA MANGER TA SOUPE スープを召上れ」にイタリア語詞をつけたもので、男性ソロヴァージョンはフランシス・レイのヴォーカル・ヴァージョンに近く、実際、主題歌に続けて映画のサウンドトラック効果音も収録されています。もう1曲はイタリア語詞が異なり、少年少女合唱団によるヴァージョンです。

日本では未公開ですが、70年代にニニ・ロッソのカヴァー盤がリリースされていましたね。これは「ニニ・ロッソ フランシス・レイの世界」というアルバムで、曲自体は、LA FILLE D'UN ROI のインスト・カヴァーでした。

画像はフランス盤4曲入りEP(映画のスチルをふんだんに取り入れたブックレット付) と イタリア盤シングル、そして ニニ・ロッソの日本盤カヴァー
 

リリースNEWS

 投稿者:落し文  投稿日:2018年 2月17日(土)13時27分49秒
返信・引用
  白野さん,かわせさん,早速の応答ありがとうございました。
長年お世話になった日本版A Fistful of Soundtracksのサイトが,昨年11月に閉鎖されました。そこで,もっと昔(80代?)から「F. Lai研究」の師として仰ぐ白野さんの掲示板に失礼を顧みず,いきなり投稿させていただきました。
コレクター情報中心の私ではチョッとご迷惑かも知れませんが,どうぞよろしくお願いいたします。
白野さんの「ワーナー4枚組の裏話」興味深く拝読させていただきました。交渉のご苦労がしのばれます。
私も,その後気付いたことをお伝えしておきます。
1 今回のLE PETIT・・・は,途中のノイズ音から推測すると「レコード起こし」と思われます。
2 2CDは少し早めに入手できている(2月8日)のですが,先のMusic Box Recordsのサイトで紹介されているように,音源は3タイトルともロサンゼルスのユニヴァーサル映画の保管庫にあったオリジナル・マスター・テープで間違いないと思います。マニアックなフアンにとっては,正に「鳥肌もの」です。
  熱心に交渉された方々,これらを商業ベースに乗せたMusic Box Records(仏)の懐の深さに敬意を表せざるにはおられません。

最後に,本日またビック・ニューズが入りましたので,お知らせします。
 今までのCDは音質がやや劣っていただけに,リマスターで,しかも+ボーナス・トラック2に期待が高まります


http://www.quartetrecords.com/love-story.html

 

Re: リリースNEWS-2題

 投稿者:白野弁寿  投稿日:2018年 2月15日(木)00時00分34秒
返信・引用
  > No.535[元記事へ]

落し文さんへのお返事です。

いつもありがとうございます。
まだ手元に届いていないので、なんとも言えませんが、入手次第解析してみたいと思います。
因みに、一昨年のワーナー4枚組の裏話を・・・

「濡れてる牝猫」と「非情の切り札」は最初サントラ音源の使用を依頼しましたが、色よい返事はいただけませんでした。
そこで、唯一のレコード化音源であったユナイトスタジオオーケストラのカバー(牝猫)と、ウェイン・キング楽団のカバー(切り札)を打診。
ユナイトは、どう考えてもキングの国内録音だと思うのですが、原盤管理上ユナイトは外国音源と判断され却下。
ウェイン・キングは、米国オリジナルがデッカで、今はユニバーサルのはずでしたが、これも時間切れであきらめずをえなかった経緯があります。

LE PETIT POUCET はダメ元で許諾依頼かけたら、奇跡的にOKの返事。ところが最初送られてきた音源は、いわゆるサントラ盤LPのメインテーマ・インストヴァージョンでした。
何としても本当の本物のサントラ、タイトルバックのレイ自身の歌唱が欲しかったので、粘り強く交渉。結果、希望が通りましたが、正直言うとDVD起しです。

今度のはどうなんでしょうね。どきどきしています。

それにしても盟友バルーの死は余程ショックなのでしょうけれど、一日も早くオフィシャルサイトの再開を心待ちにしています。

>  LE PETIT POUCET(1972)のdownload
>  →itunes.apple.com,Amazonなど

>  FRANCIS LAI AT UNIVERSAL PICTURES-2CD
>   3 INTO 2 WON'T GO (1969濡れてる牝猫)  / HOUSE OF CARDS (1968非情の切り札) /    BERLIN AFFAIR(1970 TV movie)

>
>   白野さんの詳しい解説をお待ちしております。
>
>
 

結婚50周年のお祝い

 投稿者:ピアノ即興詩人かわせひろし  投稿日:2018年 2月11日(日)13時19分10秒
返信・引用
  落し文様
いつもありがとうございます。
26日発売ですか?
<Towerレコードより>
発売日2018年02月26日規格品番MBR124 レーベルMUSIC BOX..
通常価格¥6,145.
セール価格¥5,408.
ポイント数 : 50ポイント
Francis Lai at Universal Pictures
Original Soundtrack: Francis Laiサウンドトラック
輸入CD取扱中

さて、フランシス・レイご夫妻から、結婚50周年のお写真をいただきました。
こちらは公開できませんが、ネット検索の写真とともに、Twitterからお知らせさせていただきました。
皆様とともにお祝いしたいと思います!
https://twitter.com/kawase6/status/962539301232828417

ピアノ即興詩人かわせひろし
フランシス・レイ・ファン・クラブ
(YouTubeにログインの上、チャンネル登録をお願い申し上げます♪)

https://www.youtube.com/channel/UCaO5GlYILTAoElISre4WsjA?view_as=public

 

リリースNEWS-2題

 投稿者:落し文  投稿日:2018年 2月11日(日)11時13分2秒
返信・引用
  1 1月12日付け

 LE PETIT POUCET(1972)のdownload
 →itunes.apple.com,Amazonなど

2 2月12日付け

 FRANCIS LAI AT UNIVERSAL PICTURES-2CD

 3 INTO 2 WON'T GO (1969濡れてる牝猫)  / HOUSE OF CARDS (1968非情の切り札) /    BERLIN AFFAIR(1970 TV movie)

 →https://www.musicbox-records.com/en/cd-soundtracks/5743-francis-lai-at-universal-pictures.html

 白野さんの詳しい解説をお待ちしております。

 

拙句を

 投稿者:粋田化石  投稿日:2018年 1月27日(土)11時25分33秒
返信・引用
  冬帽子脱ぎし二人が肩を組み 粋田化石  

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